再生樹脂(プラスチック)養生敷板プラネットシードは敷鉄板・ベニヤ合板・ゴムマットに代わる環境に優しい養生板です

敷鉄板からプラスチック敷板へ リサイクル社会をサポートする 株式会社リンクプラネット

ホーム>コラム>業務日報(社員ブログ)

業務日報(社員ブログ)

  • 2011年1月21日 心のデフレ


     

    五木先生のお話の続き。日本ではここ数年、自殺者が3万人を超えていて、この数字はあのベトナム戦争13年間の戦死者6万人と比較しても2年で上回っている事実をどうとらえるべきかを語られていました。あまりにも人の心、魂の尊厳さを失い、経済面の欲望だけに人は無機質に突き進む今の時代を「心のデフレ」と表現しています。だからどうすれば「今を生きる」ことができるのか。それはその心を鬱にするいわば「暗」の部分をしっかりと見つめること。これは柳の枝が思い雪を積もらせながらあるときにサッと雪が落ちて元に戻ること、硬い枝は折れてしまうこと。つまり雪の重さを受け止めることで元に戻り自分を取り戻せるのです。
    すこし新年の話には暗い感じもしますが戦後の日本が復興できたのも敗戦という暗をしっかりと見つめひたむきに前に進んできたからでしょう。この「経済不況」という暗の時代も決して甘いものではありませんが柳のような柔軟性も必要なのです。

    OKADA
  • 2011年1月19日 情報


     

    今年最初のブログです。今月は講演会でお話しいただいた作家、
    五木寛之先生のお話からシリーズで書こうと思います。
    講演依頼の中で最近多いのがIT情報関係企業からだそうです。
    五木先生は原稿もいまだにコクヨの400字詰め原稿用紙に手書きで出版担当者に取りに来てもらう古いタイプのアナログ人間。しかし、そのIT関係者たちの言う「情報」の意味におおきなズレがあることをお話しいただきました。つまり、彼らの言うところの情報は「数字・統計などをさしていますが本来、情報の「情」は「こころ」を指すものであった。例えばあの日露戦争のときを例にすると、情報のランクが上から「松」「梅」「竹」で分けられていて、武器や兵士の数量の情報は、何と「竹」で兵士たちの士気、つまり「戦う心」の情報はトップシークレットだったのです。数字や統計上のデーターは参考にするがそれは決定的な判断材料にならず、最終的には人の「こころ」が重要なことであったことを語られました。ビジネスの世界も大切なことは、関係するすべての方たちの「こころ」を思い量ることが何よりも優先されるのです。

    OKADA