マイケルと仏教
「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」という伝教大師最澄の教えは、信じることと実践によって一人ひとりが心豊かな人間になり、平和で明るい世の中を共に築いていこうというものです。信仰は世界の国々、人種により様々ですが自らを見つめなおし、自分を知ることが周りを幸せにするという考えは普遍です。あのマイケルジャクソンも「MAN IN THE MIRROR」の中で自分を見つめなおし、自分を知ることの大切さを歌っています。経済環境ばかりではなく悪い方向に傾く根幹には、人間の心の醜さが大きな原因なのではないでしょうか。人妬み、羨み、そのすさんだ心は自分を見失っているどころか、人として外れてしまっているのです。そのような状況で自分もその周囲も、そして社会も良くなるはずがありません。今一度しっかりと胸に手を当てて自分を見つめ、「一隅を照らす」人たれと私自身の来年の覚悟で今年最後のブログとしましょう。
OKADA
2009年12月29日(火) PM7:17
2009年12月29日(火) PM7:17